注意
- こちらは2016年10月7時点の情報です。
- 1万円になるのはMNP(ドコモ以外の通信キャリアからの乗り換え)のみなので、ご注意を。
iPhone 6sが10,368円
新機種iPhone 7発売で、iPhone 6sが安くなって、MNPなら一括払い10,368円という値段になっています。
本当に1万円?
よくあるパターンが、「実質負担金1万円、ただし、毎月の支払い金額から¥3,000×24ヶ月割引で、2年で¥72,000得になるからだよ」というトラップ。
▲例えばドコモのiPhone 6s 16GBモデルに機種変した場合、「実質負担金額」は10,368円となっていますが、これは「月々サポート」3,240円が24ヶ月割引になった場合の値段で、一括払いの金額は88,128円です。
▲今回の「iPhone 6sがMNPで1万円」は、このような2年間での割引を含めた金額ではなく、本当に一括払いの金額が10,368円になります。
なんで1万円で買えるの?
▲商品代金93,312円から、「端末購入サポート」で-77,760円、「家族まとめて割」で-5,184円が割り引かれているからです。
旧モデルをうまく使って、他キャリアユーザーを呼び込もうという作戦なんでしょうね。
iPhoneを買い換えたい、ドコモにキャリア変更したいけど、iPhone 7じゃなくてもいいし、安く済ませたい・・・という人にはいいですね。
分割払いもできるの?
▲できます。
12回払いで月864円、24回払いで月432円です。
iPhone 6s、全機種が1万円?
iPhone 6sの16GB、32GB、64GBは10,368円、128GBは22,680です。
iPhone 6s Plusは16GBのみ10,368円、32GBと64GBは22,680円、128GBは34,992円です。
なんか裏があるんじゃない?
端末購入サポート
簡単に言うと、「1年解約するな」「指定の料金プランに入れ」ということです。
条件に合わない場合、38,880円の解除料がかかります。
指定の料金プランは、
- 定期契約型プラン(カケホーダイプラン(スマホ/タブ)・カケホーダイライトプラン・データプラン(スマホ/タブ))
- 「データSパック(小容量)」「データMパック(標準)」「データLパック(大容量)」「ウルトラデータLパック」「ウルトラデータLLパック」「らくらくパック」「シェアパック5~30」「ウルトラシェアパック50・100」「ウルトラビジネスシェアパック50・100」「ビジネスシェアパック5~3000」「シェアオプション(2台目プラス含む)」
となっています。
値段が安めの「カケホーダイライトプラン」「データSパック」でもいいので、特段問題は無いとは思います。
ここには「裏」は無さそうです。
家族まとめて割
簡単に言うと、家族割なのに一人でも入れるので、特に問題はありません。
基本的に「家族まとめて割」は、2台以上購入した時の割引制度なのですが、なぜかiPhone 6s/ iPhone 6s Plusでは1台のみ購入でも加入できます。
ここにも「裏」は無いようです。
月額が高かったりするんじゃない?
「月々サポート」が適用されないので、月額は高くなります。
分類 | サービス名 | MNP | 新規・機種変 |
---|---|---|---|
基本使用料 | カケホーダイライト | ¥1,700 | ¥1,700 |
パケット定額料等 | データMパック | ¥5,000 | ¥5,000 |
その他 | 付加機能使用料 | ¥300 | ¥300 |
月々サポート適用額 | ¥-3,294 | ||
ユニバーサルサービス料/基本 | ¥3 | ¥3 | |
合計(税別) | ¥7,003 | ¥3,709 |
▲月額で¥3,558の差がありますので、2年で¥85,380。
初期費用 | 2年間支払い額 | 合計 | |
---|---|---|---|
MNP | ¥10,368 | ¥181,518 | ¥191,886 |
新規・機種変 | ¥94,608 | ¥96,137 | ¥191,886 |
▲初期費用、2年間の支払い額、合計を見てみると・・・
実は、同額の¥191,886なんですよね。
ここに「裏」がありました。
結論
- MNPでドコモのiPhone 6sが1万円で買える!
- でも、2年間の合計は、ドコモ→ドコモの機種変と同額
- つまり、初期の金額は安いけど、月額が高い
ということですね。